遮熱塗装の効果について

 先頃、築35年ほどのコンクリート造で陸屋根(アスファルト防止+保護モルタル)の住宅の防水に劣化がみられるためリフォームを依頼され、先ず現況診断してみると保護モルタルが無惨にも亀甲状にヒビ割れ周囲立ち上がり(パラペット)もアスファルトに押されボロボロ、ただ幸いな事に現時点での雨漏れは起きていない様でした。ならば既存の上に緩衝通気のシート工法か、保護モルタルの割れ部分を撤去し、残り部分はリフレッシュしてとか・・・を色々検討の結果アスファルト防水層まで撤去し、断熱材(カネライトホーム25t〜70tで水勾配をとり通気緩衝ウレタン塗り防水を施し、遮熱塗装仕上げで夏場の省エネ効果を計りました。なぜ断熱材を用いたかというと、いざ工事にかかり撤去してみると、既存陸屋根勾配がとられておらず、防水保護のモルタルにて水勾配をとっていて、厚さと其の面積から算定すると約12tの積載荷重があったことになりました。そこで荷重の軽減と省エネ効果を得られるからです。
残念ながらリフォーム前のデーターがないので其の効果を比較することはできませんが、真夏を待って通常のRC造住宅との比較をしてみたいと楽しみにしています。

浴室などのシールのカビ

UBなどのバスタブ周囲や壁、天井の入り隅に打たれているシール(コーキング)にカビが発生し、なかなか取れないといった話をよく耳にします。解決方法としては、              ①入浴最後に冷水を掛け使用済みのタオルなどで水滴を拭き取る。             ②吸気を確保(窓か扉を少し開ける)して換気扇を〜2時間稼働する。          これを毎日こまめに行うことです。着いてしまったカビを除去する方法は、市販の塩素系カビとり剤をテッシュペーパーなどに充分シュマせてその範囲に1時間程度放置の後、軽く拭き取ってから水洗いしてください。・・・・歯ブラシなどで強く擦るとシール面に傷が付き余計につきやすくなる恐れがあります。注意を” これからの季節とにかくこまめに掃除することです。

お寺のお化粧

 お寺の本堂玄関廻りの木部(柱・虹梁・木鼻など)が永年風雨に晒されて汚れが目立つため洗いを掛けました。全体を対象としないため手を入れる部分と入らない部分の違いが目立つと醜くなるのでやや暈かし気味に仕上げました。更に柱は雨晒しになりやすい為保護塗装を施しました。

駐車スペースの提案 そのー1

 既存の石塀と植木を撤去し、玄関横に2台の車寄せを確保しました。亦門扉がないと不安があるとのことからアルミ製の片引き扉と化粧CB塀だバリアを設けると共に狭いながら建物の際に既存の石と植木の一部を再使用した枯山水庭を配し、直接的に窓から中を伺えないよう配慮してみました。

駐車スペースの確保

 全面道路が狭い上駐車スペースが不自由な為、せっかく尋ねてきても用件を済ませるが早いか直ぐ帰ってしまうのでなんとか駐車スペースを確保したいとのご要望。 石垣と植木を撤去すれば普通車と軽四の2台分のスペースが確保出来そう、これから計画着手

美容院の模様替え完成

  5月の連休に美容院の内装を模様替えしました。これまでの内装は天井壁とも白色系統でゆかも石模様のクュションシートであったため汚れも目立ち無味乾燥の雰囲気でした。今回はお客様にやすらぎを感じていただけるよう少しバリ風の演出を試みました。シャッターの取り替えやトイレのリニーアルも伴うことから予算的にあまり掛けられなかった為出来るだけ既存部分との調和を心がけたつもりです。