夏の大内宿

先頃栃木の友人と福島県裏磐梯と、平家落人が開いたといわれる湯西川温泉から会津〜日光を結ぶ街道の宿場であった大内宿を訪ねた。山間いを数時間車で走っているといきなり映画ロケの時代村かと錯覚するような風景に出会いました。その集落はやや緩やかな山裾に戸数約80から100戸程度?街道の道幅は広く3間程もあり、その両側に谷川から導いた生活用水路が流れ更に一間半控えて家々の軒が連なる。現在は殆どの家は土産物屋か名物の蕎麦店の様相ではありますが、なにより人々も素朴でついついこちらから店番の人に話しかけながら歩きました。昭和45年頃は観光に訪れる人など希で当然ながら土産物屋も無かったのが、今は生活も随分豊かになったし冬場でも訪れる人はあるので寂しくもないとのこと、ならば冬にもう一度訪れてみたい所です。我が岡山にも幾つかの古えの風景があるのでこれからの時期訪ねてみてはいかがでしょう。東の吉永方面には八塔寺・北には新庄村や蒜山の茅部・成羽の奥に吹屋など