請負業の姿勢に疑問 

 先頃、突然とあるリフォーム工事業者から電話が入った。要点は以下
一、市内某所の築30年RC造マンションの一戸のリフォームを下請けしてもらえないか。 二、解体は済ませたので直ぐに取りかかれる、納期は30日間と迫っている。 三、従って工事見積もり明細と総金額は提示できる。 四、ユニットバスと洗面化粧台と便器とシステムキッチン及び床フローリングは支給する。 この様な内容を示されたが、これでは発注者に納得できるものにはならないと思いお断りし、その代わりそれぞれの専門業者を紹介はしましょうと言ったが結局つまりはスタッフが不足で、管理ができないし、第一工期がないのでなんとか頼むというので仕方なく下請け要請を受けました。さて下地工事から着手、ところが支給されて来る建具は某メーカーのプリント品・床のフローリングは中国製のナラ無垢(之をコンクリート床に直に貼る)亦、水回りの排水勾配の検討が充分でないためプランモ変更を余儀なくしなければならず、ガスボイラーの取り付けパネルが一致しなかったりと、予算的に苦しいとの理由のほかに技術的未熟さの方が気にかかりました。発注者との契約内容や金額は知る由もありませんが、下請けなので余り出しゃばることもままならず、どうもスッキリしない案件でした。