汚水管の詰まりについて

 汚水配管が詰まり、汚水桝から汚水が溢れ寸前との連絡があり、取り敢えず貫通させました。そのあと聞き取りしたところによると以前に詰まった事があった。らしくその際は木の根が侵入して、流れを阻止していたらしいとの事。こうした際は配管、若しくは開所桝の接合部など適切な処置をしておかなければ、大変な惨事を覚悟しておかなければなりません。見落としされ易いことですが。

屋根からの雨漏り

 シート防水屋根の谷樋辺りからの雨漏りがあり、雨漏れ周辺のシート防水の仕舞い・切れ目・巻き上げ・ドレン周囲などいずれも雨漏れを誘発するような欠陥が見つけられず・・・・・しかし、よくよく見ると
髪の毛のような筋が見えたので、これを擦り上げると、なんとクラックでした。コーキングを施し、幾日か降水日に確認。・・・・止まった。

こんなメールいただきました

ベストビジネスより・・・礼状
質問ではありませんが・・・
以前、2011年8月にリフォームカフェより土壁の塗装について
ご質問した岐阜の九九竜と申します。その節は遠方にもかかわらず、私の質問に丁寧な返答をありがとうございました。
おかげさまで素人ながら欠損部分を補修し、白い漆喰で全体を塗装して以前のじゅらくのうす暗い雰囲気から明るくしっかりした壁になりました。休日に少しづつの作業でしたので、リフォームがすべて完了したのがつい先月のことで、お礼のメールが大変遅くなってしまいました。三田工務店様のアドバイスは大変参考になり、家族一同感謝致しております。ありがとうございました。                                約10ヶ月前でしたか、リフォームカフェというサイトに質問が寄せられ、「繊維壁のような仕上げの壁面が汚れたり傷があったりで、そのリフォームの方法と予算がどの程度かかるか」との質問に答えたものでした。ご家族でリフォームされた由、少し役に立てたかな。

とある神社建物の沈下

 山の斜面に建つ神社(間口三間*桁行き六間)の周囲は樹木が生い茂り、風雨が強いとその地表面を動かせ地盤まで緩め、結果として建物が谷川へ傾いてきていたため之を一昨年ジャッキアップし復元させた。その後の経緯を観察していたが昨年は台風の襲来が無かった事からさして変化は観られなかったが、今年は三〜四月にかけて天候が荒れ模様の日が多くあったので心配しながら昨日、レベル測定したところ多い部分で5ミリ程度の沈下が確認された。この程度で落ち着いてくれればなんら影響は無いのだが・・・・樹木を伐採するのは極力避けたいので地表に降った雨を浸透させずスムースに逃げさせる工夫をすることくらいか対処法は見あたらない。擁壁の基礎を補強若しくはタイロット(地山にアンカー止め)の方法もあるが道からの距離と急傾斜の為予算的に難である。もう少し様子伺いしてみよう。

梅雨のまえに!

 もうすぐ梅雨入りです。この時期外気の温度も湿度も上昇をはじめ、家の中はカビやダニの繁殖が気になります。ところが近年日本の住宅事情はというと、アルミサッシュの普及に加えて高気密・高断熱で24時間換気システムの指導もあり、どちらかというと閉め切った家屋の傾向がみられ、昔のように天気の好い日は窓を全開にして半日くらい花粉も一緒に取り込むけど気持ち的に爽やかな外気を取り込むといったことに消極的となりつつあるように見受けられます。換気システムといっても実は装置は備えても換気計画というものが充分に検討されていないのが殆どであって、家のあちこちに空気の澱む場所があり、此処がカビやダニの温床となっている場合が見受けられます。たまには(この時期には努めて)窓や扉を全開にして自然の空気を取り込むようにしませんか。

請負業の姿勢に疑問 

 先頃、突然とあるリフォーム工事業者から電話が入った。要点は以下
一、市内某所の築30年RC造マンションの一戸のリフォームを下請けしてもらえないか。 二、解体は済ませたので直ぐに取りかかれる、納期は30日間と迫っている。 三、従って工事見積もり明細と総金額は提示できる。 四、ユニットバスと洗面化粧台と便器とシステムキッチン及び床フローリングは支給する。 この様な内容を示されたが、これでは発注者に納得できるものにはならないと思いお断りし、その代わりそれぞれの専門業者を紹介はしましょうと言ったが結局つまりはスタッフが不足で、管理ができないし、第一工期がないのでなんとか頼むというので仕方なく下請け要請を受けました。さて下地工事から着手、ところが支給されて来る建具は某メーカーのプリント品・床のフローリングは中国製のナラ無垢(之をコンクリート床に直に貼る)亦、水回りの排水勾配の検討が充分でないためプランモ変更を余儀なくしなければならず、ガスボイラーの取り付けパネルが一致しなかったりと、予算的に苦しいとの理由のほかに技術的未熟さの方が気にかかりました。発注者との契約内容や金額は知る由もありませんが、下請けなので余り出しゃばることもままならず、どうもスッキリしない案件でした。